インクシールで始める 小ロットグッズ商売研究所#7Illustratorが使えなくても、小ロットグッズは作れるのか?〜データが作れない人にも、商品づくりの入口はあります〜

こんにちは。森の印刷屋の西山です。

「インクシールで始める 小ロットグッズ商売研究所」第7回です。

前回は、売れる提案は、商品説明ではなく「使う場面」から始まる
というテーマでお話ししました。

小ロットグッズを提案するときは、

「何が作れますか?」 だけではなく、

「何に使いますか?」を考えることが大切です。

では、その次に出てくる現実的な問題があります。

それは、「でも、データが作れないんです」 という壁です。

小ロットグッズを作りたい人が、みんなIllustratorを使えるわけではない

インクシールを作る場合、印刷用データとしては、Adobe Illustratorで

作成されたデータが理想です。

サイズの指定がしやすい。
文字をアウトライン化できる。
白インクの指定がしやすい。
細かい位置の確認もしやすい。

印刷する側から見ると、Illustratorデータはとても扱いやすい形式です。

ただし、小ロットグッズを作りたい人が、みんなIllustratorを使えるわけではありません。

たとえば、

習字の先生。
絵画教室の先生。
手描きのイラストを使いたい方。
写真を使って商品を作りたい方。
AIで作った画像をグッズにしたい方。
生徒さんの作品を記念品にしたい教室の方。

こうした方々は、作りたい素材を持っています。

でも、印刷用データの作り方が分からず、そこで止まってしまうことがあります。

「Illustratorが使えないから無理かもしれない」

そう思って、相談する前にあきらめてしまう。

これは、とてももったいないことです。

Illustratorデータが理想。でも、そこで止まる必要はありません

もちろん、何でもそのまま印刷できるわけではありません。

画像の解像度が低すぎる。
文字が小さすぎる。
背景が複雑すぎる。
色が薄すぎる。
切り抜きが必要。
白インクの指定が必要。

このような場合は、そのままでは難しいこともあります。

ここは正直にお伝えしておきたいところです。

Illustratorが使えなくても、何でも大丈夫です。

とは言えません。

印刷データには、やはり確認が必要です。
ここを曖昧にすると、仕上がりで困ることになります。データの妖怪は、

油断すると印刷直前に出てきます。

ただし、 Illustratorが使えないから、最初から無理

というわけでもありません。

森の印刷屋では、まず素材を見せていただき、

「このまま使えそうか」
「少し修正すれば使えるか」
「商品にするなら、どのサイズが良いか」
「別の見せ方にした方が良いか」

を一緒に考えることができます。

手描き・写真・AI画像も、素材になる可能性があります

小ロットグッズづくりの入口は、完成されたデザインデータだけではありません。

手描きの文字。
イラスト。
写真。
AIで作った画像。
紙に描いた作品。
過去に作ったロゴ画像。

こうしたものも、内容によっては商品づくりに使える可能性があります。

たとえば、習字の文字を携帯ミラーやタンブラーにする。

生徒さんのイラストを記念グッズにする。

撮影した写真を使って、イベント用の商品を作る。

AIで作った画像を、まず少量で試してみる。

このように、最初は「完成データ」ではなく、
使いたい素材から始めることもできます。

大切なのは、その素材を、どの商品に、どんなサイズで、どのように使うか

を考えることです。

最初はシンプルなデザインから始める

データづくりに不安がある方ほど、最初はシンプルな形から始めるのがおすすめです。

いきなり大きな全面デザインにするよりも、

小さなロゴ。
短い文字。
ワンポイントのイラスト。
丸型のデザイン。
シンプルなマーク。

このようなデザインの方が、商品化しやすくなります。

たとえば、

携帯ミラーにワンポイントのイラスト。
タンブラーに短いメッセージ。
ボトルにロゴマーク。
小物に丸型のデザイン。

最初から複雑にしすぎると、データ作成、サイズ調整、貼り付け位置、

仕上がり確認など、考えることが一気に増えます。

小ロットグッズづくりで大切なのは、最初から完璧な商品を作ることではありません。

まず一つ、形にしてみること。

そして反応を見ることです。

まずは「使いたい素材」を見せてください

小ロットグッズを作りたいけれど、データに不安がある方は、まず使いたい素材を見せてください。

手描きの文字。
イラスト。
写真。
AI画像。
ロゴ画像。
紙の作品。

そこから、使えるかどうかを確認し、商品にしやすい形を一緒に考えることができます。

もちろん、内容によっては難しい場合もあります。

でも、最初からあきらめる必要はありません。

データが完成していなくても、商品づくりの相談は始められます。

ここを知っていただきたいと思っています。

まとめ

小ロットグッズを作るとき、Adobe Illustratorのデータがあると、とてもスムーズです。

でも、Illustratorが使えないからといって、商品づくりをあきらめる必要はありません。

手描きの文字。
イラスト。
写真。
AI画像。
生徒さんの作品。
お店のロゴ画像。

こうした素材も、内容によっては商品づくりに活かせる可能性があります。

大切なのは、完璧なデータを持っていることだけではありません。

何を作りたいのか。
誰に届けたいのか。
どんな形にしたいのか。

そこから相談を始めることです。

森の印刷屋では、データづくりに不安がある方にも、できる形を一緒に考えています。

次回は「手描きの文字や作品をグッズにする考え方」を深掘りします

今回は、Illustratorが使えなくても、小ロットグッズづくりを相談できる可能性についてお話ししました。

次回は、さらに具体的に、

手描きの文字や作品を、グッズにするという考え方

について考えてみたいと思います。

習字、絵画、イラスト、教室の作品などを、どのように商品づくりにつなげるのか。

作品を「見て終わり」にしない方法を考えていきます。

森の印刷屋は、
あなたの小ロット・高付加価値の商品づくりを応援しています。

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