【PP攻略シリーズ 最終回】PPでも表示を成立させるために必要なこ― “貼れる”ではなく“使える”を実現する条件 ―

ここまで、PP素材への表示について
シリーズ形式で解説してきました。

・PPはなぜ印刷が難しいのか
・ダイン値(表面エネルギー)
・表面硬度5H
・屋外耐候
・再生PPの難しさ
・貼れたのに剥がれる理由
・デザインによる難易度の違い

これらを見ていただくとわかる通り、
PP素材への表示は単純な問題ではありません。

PPは“貼れるかどうか”の問題ではない

多くの場合、最初の判断基準は

「貼れるかどうか」です。

しかし実際の現場では、

・後から剥がれる
・擦れて消える
・ロットによってばらつく

といった問題が発生します。

つまり、貼れる”ことと“使える”ことは別の問題です。

表示を成立させるための3つの条件

PP素材において表示を成立させるには、最低限、次の3つが必要です。

① 密着性(ダイン値への対応)

低表面エネルギー素材に対して、しっかり接触できること。

② 耐久性(表面硬度・耐候)

擦過・紫外線・温度変化などに耐えること。

③ 安定性(ばらつきへの対応)

再生PPやロット差があっても、品質が大きく変わらないこと。

この3つが揃って初めて、

 “工業用途で使える表示”になります。

なぜ従来の方法では難しかったのか

これまでの印刷や表示方法では、

・PPに密着しない
・硬度が足りない
・屋外で劣化する

といった課題がありました。

また、

・設備が必要
・小ロットに対応できない

といった制約もあり、
試作や開発段階で使いにくいケースも多くありました。

一つの解決方法としての転写印刷

ここまでの課題を踏まえると、

PP素材への表示には
従来とは異なるアプローチが必要になります。

森の印刷屋では、
アイエヌジー社の特許技術「スマートペーパー」を使用した
転写印刷 インクシール を提供しています。

この方式は、

・PP素材への対応
・表面硬度5H
・耐水・耐熱・耐擦過
・屋外耐候

といった条件を前提に設計されています。

特徴は「試せる」こと

もう一つ重要なのは、小ロットで試せることです。

データをご用意いただければ、
A3サイズで印刷した状態でお届けします。

・設備不要
・短納期
・試作対応可能

つまり、「いきなり設備投資」ではなく
「まず試して判断」
が可能です。

PP攻略は“ここからが本番”

PP素材への表示は難しい。

しかしそれは、

設計すれば成立する領域”でもあります。

これまでのシリーズで解説してきた内容は、
すべてそのための前提です。

次に見るべき内容

ここからは、

・どんな素材に使えるのか
・どんな用途に向いているのか
・実際にどう使われているのか

といった 具体的な活用方法が重要になります。

▼インクシールの詳細はこちら
https://inkseal.jp/inkseal-for-synthetic-resin/

もし現在、

・PP素材への表示で困っている
・再生PP対応を進めたい
・まずは試作してみたい

といった段階でしたら、お気軽にご相談ください。

データをお持ちであれば、すぐに検証を開始できます。

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