“貼れない”を変える!ポリプロピレンに前処理なしで印刷できるインクシールの実力とは?

 軽くて丈夫、汚れにも強く、コストパフォーマンスも高い——
そんな優秀な素材として、ポリプロピレン(PP)は様々な製品に使用されています。
特に、産業用ヘルメットや収納ケース、物流資材などには欠かせない存在となっています。

しかしこのPP素材、実は「印刷が非常に難しい素材」としても知られているのです。

なぜポリプロピレンは印刷が難しいのか?

一般的に、PP素材は表面がツルツルしており、シルク印刷用のインクやカッティングフィルムの

粘着が定着しにくいという性質を持っています。

そのため、多くのメーカーでは「前処理」として、
印刷部分に熱やプライマーを加え、表面を化学的に変質させる工程を貼付け・印刷を行ってきました。

これには、以下のようなデメリットがあります:

  • 作業が手間(加熱・処理機材が必要)
  • 定着にムラが出やすい
  • 印刷できる業者が限られる
  • 小ロット・短納期に不向き

インクシールなら前処理なしでそのまま貼れる!

森の印刷屋が取り扱う、株式会社アイエヌジー開発のスマートペーパーで製造されたインクシールは、

なんとこのPP素材にも前処理なしで直接フルカラー印刷が可能です。

しかも、仕上がりは単なる「貼れる」ではありません。
産業現場でも通用する高耐久性・高密着性が実証されています。

業界を驚かせた「クロスカット試験」の結果

特に評価されたのが、クロスカット試験での耐久性です。

クロスカット試験とは、印刷面に細かい切れ目(格子状)を入れて、粘着テープで剥離テストを行い、
どれだけ印刷が素材に密着しているかを評価する試験です。

インクシールはこの試験で非常に高い追従性を示し、
今のところ、同等レベルの製品は市場に存在していないとも言われています。

表面硬度5Hで擦れ・衝撃にも強い!

さらに、インクシールの表面は硬度5H相当という高い耐久性を誇ります。
これは、日常使用や作業環境での擦過・衝撃・摩耗に強いことを意味しており、
産業用ヘルメットなど過酷な使用環境でも長期間にわたって美しい印刷状態を保つことが可能です。

まとめ

ポリプロピレン素材に対して、
✔ 前処理なしでフルカラー印刷が可能
✔ クロスカット試験で他社を上回る追従性
✔ 表面硬度5Hで長期使用も安心

これらの特長を持つインクシールは、
まさに「印刷できない」を「できる」に変える技術です。

森の印刷屋では、SPUV.PRO-6042MK II-e を使用した高品質インクシールを提供し、
ヘルメット業界をはじめ、PP素材にお困りの多くの企業様の課題を解決しています。

 

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