【UVDTF】UVプリンターは買うべき?それとも頼むべき?導入前に知っておきたいポイント

「オリジナル印刷ビジネスを始めたい!」 「自社でUVプリンターを導入して内製化したい!」そんな声をよく耳にします。
確かに、UVプリンターはフルカラー印刷が可能で、平面・曲面・多様な素材への印刷ができる優れたマシンです。

しかし、本当に“買うべき”なのか、それとも“プロに依頼した方がよい”のか――
今回は、UVプリンター導入を検討されている方に向けて、選択の判断材料をお届けします。

UVプリンター導入のメリットと課題

✅ メリット

  • 小ロットでのフルカラー印刷が可能
  • 多彩な素材に対応(プラスチック、木、ガラス、金属など)
  • オリジナル商品を自社で短納期製造できる

❗ 課題

  • 本体価格が高額(300万円〜500万円規模も)
  • 機種によっては、設置スペース・換気設備が必要
  • 日常的なメンテナンス・オペレーションの習熟が不可欠
  • 消耗品コストや予備インクの在庫管理
  • 特にカラーマッチングや印刷不良時のトラブル対応が難しい

「印刷業務が本業ではない」という企業様や、「とにかく印刷したいだけ」という個人様には、導入リスクも無視できません。

INGカスタマイズのUVDTFプリンターとは?

実は、株式会社アイエヌジーは、ミマキエンジニアのUJF6042MkII-e をベースに、UVDTF(ダイレクト・トゥ・フィルム)印刷に最適化したプリンターを独自開発・カスタマイズしています。

この専用機は、
✅ スマートペーパーを使用することで転写印刷を実現

✅ スマートペーパーに正像で印刷するのでU Vプリンターの重ね刷り機能がふんだんに使える
✅専用機ではないので、プリンターの基本機能はご使用いただけます

といった特長があり、一般のUVプリンターとは一線を画す性能を持っています。

インクシールを「買うだけ」で使うという選択肢

「プリンターまでは買えないけど、インクシールを使いたい」
そんな方には、森の印刷屋がご提供する以下の3つの方法で、インクシールの導入が可能です。

① データ入稿型:

スマートペーパーにプリント済みのインクシールをA4・A3サイズで納品。
届いたらご自身で好きな素材に転写するだけ。

② 転写代行型:

印刷〜転写作業までを弊社で行い、完成品で納品いたします。

③ デザイン購入型:

すぐ使えるオリジナルインクシール(例:セキセイインコシリーズ)をオンラインで販売中。

まとめ:導入か依頼か、見極めのポイントは?

✔ 安定した大量生産が必要 → 導入を検討する価値あり
小ロットで多品種展開したい → 外部依頼が現実的
オリジナル商品を作って売りたい → インクシール購入+転写で十分対応可

UVプリンターは、確かに便利でパワフルなツールですが、導入後の運用までをしっかり見据えた上で判断することが大切です。

森の印刷屋では、機械を買わなくても、“できる”を実現できるサービスをご提供しています。
まずは、インクシールでビジネスをスタートされて、受注が増えそうであればシステム購入を検討されるのが良いと思います。

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