■ “何にでも貼れる”よりも、“これに貼れるのか?”が問われている
UV DTF転写印刷技術の広がりとともに、市場には「何にでも貼れる」「とにかく美しい」といった言葉が飛び交うようになりました。
しかし、現場で本当に求められているのは
「これには印刷できない思っていた品物に、満足できる印刷できるか?」という実用性の課題です。
■ オンデマンド転写印刷とは何か?
転写印刷という技術自体は、長い歴史があります。
グラビア印刷や真空転写、トナー転写、水転写などを使えば、プラスチックでも金属でも布でも、フルカラー印刷は可能です。
しかし、それらは――
・重厚長大な設備が必要
・版下・型代が発生する
・小ロットには不向き
・納期や変更対応に柔軟性がない
・特殊技術が必要
といった制約があるため、誰もが使えませんでした。
そこに登場したのが、オンデマンドフルカラー転写印刷技術です。
■ インクシールとは、何が違うのか?
オンデマンドフルカラー転写印刷でポピュラーなのはTシャツ印刷です。トナータイプや昇華印刷、などがあります。これらは、熱プレスを必要とします。インクシール(スマートペーパー)は、熱を使わず転写する全く別の方向性を追求してきました。
たとえば、ポリプロピレン素材――
軽くて丈夫、でも粘着しづらく、表面処理も難しい。
そうした「これまで対応が難しかった素材」に、実用レベルで転写できることを目的に開発されました。
それが、5年間保証が必要な産業用ヘルメットへのフルカラー印刷という、極めて高い要求に応える転写印刷技術=インクシールです。
この事実がそのクオリティの高さを示しています。
■ 印刷物を“商品にしたい”人にこそ届けたい技術
私たちが届けたいのは、これまで、形状、ロット、完成度などの条件でフルカラー印刷”できなかった”を”できるに変える” しかも、「プリントされた品物」を安心して世の中に出せる印刷方法です。
- 熱に弱い
- 曲面がある
- 粘着しづらい
- 擦れや落下に耐える必要がある・・・etc
そんな“製品としての要件”を満たす転写印刷” それがインクシールです。
「プリントできたら終わり」ではなく、“売り物にできる品質”かどうかを基準にしている方々に、ぜひ知っていただきたい印刷方法です。
📌 インクシールに関するご相談・サンプル請求は
森の印刷屋 インクシール公式サイト まで!
